鴨川市の物件を調査した帰り道

本社がある白浜町乙浜と鴨川市中心部を行き来するいつものルートは、白浜=房総フラワーライン=国道128号と経由する、ほぼ海沿いのルート。
なぜ"ほぼ"かというと、一部海岸線から離れるシーンがあるから。
そもそも海岸線てのは得てしてクネクネと曲線を描いているため、それに沿って敷設されていたいわゆる"旧道"はカーブが連続し減速するため渋滞の要因になる事が多い。
渋滞を緩和するため旧道をショートカットする形でに直線に近い道路を整備するバイパス化が進み、旧道沿いが寂れていくがそこに住む地元民が日常的に利用する生活道路として現役の旧道もある。
さて、鴨川市街から南へ伸びる国道128号線より海側に走る旧道は、美しい海岸線を車窓から眺めることができる魅力的な道。
本来ならば安房鴨川駅周辺から旧道に入りたいところだったが、"旧道巡り"は思いつきの産物だったため、嶺岡トンネル入口手前の交差点を海側へ進路を変えた。
少し走ると早くも対向車とすれ違うのもいっぱいいっぱいの道幅も、通行車両のドライバーも同じ地元民、お互い様の気持ちで道を譲ってくれる。
見通しがイイとは言えない曲がり角から旧道に入った。
所狭しと立ち並ぶ漁師町ならではの生活感漂う街並み。
思わず鴨川港まで足を運ぼうか悩んだが、次のアポイントもあるという事で断念。
次回のお楽しみにしよう。
鴨川市貝渚周辺は多少上り坂、道路沿いに色鮮やかな赤い山門が日蓮上人ゆかりの地ならではの風情を醸し出す...あ、ここは真言宗か(汗)
坂を登りきった辺りにある安房国札観音第18番札所にもなっている「石見堂」からの眺めは鴨川漁港や鴨川松島を臨む絶景だ。
子供の頃、御開帳の年に親に連れられて登ったときの記憶がある程度で、その素晴らしさがわかる歳になってからは行った事が無いので、できれば独りは避けたいが登ってみようと思う。
そうそう、鴨川松島。
鴨川三景とかあったら絶対にラインナップするであろう、鴨川市を代表する景勝地。

松島や はぁ松島や松島や
「ああ」というよりは「はぁ」と溜息をついてしまうほどの絶景、上から見下ろすカンジがポイントかな。
ちなみに海面上から見上げたい場合は
シーカヤック
がオススメ。
道路沿いの高台には旅館やホテルが数軒あるが、この風景に水平線から上る朝日が加わったら最強だな

トンネルをくぐると左には
鴨川青年の家
がある。
私も中学生の頃、ジュニアリーダー研修会で何度もお世話になったものだ。
小学校の時は
大房岬少年自然の家
、中学校になるとこの「かもせい」だったかな。
「少年」と「青年」の違いってことか、どうなんだろう
太海方面へ向かうと架け替え中の「波太橋」を渡る。
「波太」というのは太海地区の昔の呼び名で、この周辺の路地・磯・浜を歩いて巡る
エコツアー
が人気を博しているようだ

山側を見ると山の中腹や頂上近くまでも別荘のような建物があった
太海駅の周辺に差し掛かると、このご時世の中元気に営業している商店が沿道を賑わせている。
近くには
太海フラワーセンター
や城西国際大学があるため交流が活発だからなのだろうか。
太海フラワーセンターといえば、その沖合200mに浮かぶ
仁右衛門島
も鴨川市を代表する景勝地、鴨川三景にもラインナップするだろう。
ちなみに、仁右衛門島は新日本百景の一つで、千葉県で一番大きな島とされ、平野仁右衛門さん個人の所有。
買物とかどうするんだろ、あの渡し船に乗るんかし

太海フラワーセンターを過ぎると球号はまた国道につながる。
ここからの国道は"波しぶき注意"の標識があることでもわかる通り、海岸線とかなり接近している

このあたりの地名は「天面」。
あるイベントで企画した「クイズ房州カルトQ」を観覧された方はこの読み方がわかるはず。
「あまつら」と読みます、地元の方は「つ」が濁る方もいるようですが、日本郵便HPによれば「あまつら」が正解。
ちなみに、鴨川には他にも読みづらい地名がある。
滑谷(ぬかりや)・北風原(ならいはら)など普通は読めないだろう。
さて天面特有の湾沿いに曲がる大きなカーブを抜け、天面大橋を渡る。
海の上に架かるこの天面大橋からの眺めがまた素晴らしい。
橋の上なので当然停車もできませんから、橋を渡って太夫崎トンネルをくぐって
道の駅オーシャンパーク
の入口のところを左折。
ここも旧道なんだろうか。
この旧道は国道のレベルよりもトンネルの高さ分高い位置にあり、眺めがイイせいかペンションや別荘がポツポツと見受けられる。
その道を進むと、天面大橋をやや上から見下ろせる場所を発見。
車を一時停められそうな場所があったのでちょっと拝借。
おおおなんというパノラマなんでしょ

左は先程の仁右衛門島あたりまで、右は海へ伸びる太夫崎、眼下は大橋と打ち寄せる波。
...高所恐怖症には痛いロケーションですが

そんな症状を忘れさせてくれる絶景かな。
こんな景色を毎日観てたら、贅沢というか美的感覚がマヒしませんか?と周辺の住民の皆さんに言いたい。
そう、私達ネイティブ房州人にとって、物ごころついた頃からある景色は、あって当たり前、日常生活の一部としか考えられない

しかし、一度故郷を離れてみると、その日常の素晴らしさというか魅力というか、幸福感を感じるようになる

それが望郷の念にかわり、故郷に帰ってきたのが私のようなUターン組

そんなUターン組がもっと増えるように、安心して帰って来れるような故郷に

移住定住・二地域居住からもう一歩先にある、「Uターン」の促進が私の使命

なーんちって
