2024年6月12日

コラム

住宅の快適性向上!基礎断熱と床断熱の違いと選び方!

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住宅の断熱性能を高め、エネルギー効率を改善し、快適な居住空間を実現するためには、適切な断熱方法の選択が重要です。
基礎断熱と床断熱の違いやそれぞれのメリット・デメリットを理解することで、より効果的な断熱を実現し、自宅の快適性とエネルギー効率を向上させることが可能です。
本記事では、基礎断熱と床断熱の基本的な知識から、それぞれの違いと利点を詳しく解説します。

 

◻︎基礎断熱とは?その基本!

 

基礎断熱とは、建築物の最下部である基礎部分を断熱材で覆う断熱方法の一つです。
一般的に基礎は鉄筋コンクリートで作られており、その立ち上がり部分に断熱材を張ることを基礎断熱と呼びます。
基礎断熱の施工には「べた基礎」が前提であり、基礎の立ち上がり部分を覆うことで断熱効果を発揮します。
基礎断熱には「基礎外断熱」と「基礎内断熱」があり、近年ではシロアリの侵入リスクを低減するために基礎内断熱が増えています。

 

1:基礎断熱の構造と特徴

基礎断熱は、建物の基礎立ち上がり部分を断熱材で覆うことで外部の冷気の侵入を防ぎ、床下の温度を室内と同様に保てます。
これにより、冬場の冷え込みを軽減し、室内の快適性を向上させられます。
ただし、基礎断熱には外部からの空気の流入を完全に遮断するための気密工事が必要であり、基礎コンクリートからの放湿対策も欠かせません。

 

2:基礎断熱のメリットとデメリット

基礎断熱のメリットには、床下空間が室内と同程度の温熱環境になること、連続的な施工が可能で断熱や気密の連結不良が生じにくいこと、床下エアコンの設置が容易であることが挙げられます。
一方、デメリットとしては、気密性が高いために基礎コンクリートからの放湿によるカビやシロアリの発生リスクがあること、床下浸水時に自然の排水や乾燥が難しいことが挙げられます。

 

◻︎基礎断熱と床断熱の違い

基礎断熱と床断熱は、断熱材を施す場所が異なるため、断熱性能や施工方法に違いがあります。
それぞれの違いを理解することで、自身の住宅に最適な断熱方法を選択できます。

 

1:床断熱とは

床断熱は、住宅の1階部分の床下に断熱材を敷き詰める方法です。
床下に換気口を設置することで風通しを良くし、床下の湿気やカビの発生リスクを低減します。
しかし、断熱材が重さで下がってしまうと、床と断熱材の間に隙間ができてしまい、断熱性能が落ちる可能性があります。

 

2:基礎断熱との比較

基礎断熱は、住宅の基礎立ち上がり部分を断熱材で覆う方法で、換気口の設置が不要です。
基礎断熱は気密性能が高いため、余分な冷気の侵入を防ぎ、結果として室内を暖かく保てます。
基礎断熱の施工はシンプルで工期も短縮できるため、施工品質の向上が見込めます。

 

3:基礎断熱と床断熱のメリットとデメリットの比較

基礎断熱は床下空間を室内と同様の温熱環境にすることで快適性を向上させますが、カビやシロアリのリスクがあります。
床断熱は湿気やカビのリスクを低減できますが、断熱性能が低下する可能性があります。
どちらの断熱工法も一長一短があり、居住者の優先する要素に応じて選択することが重要です。

 

◻︎まとめ

 

基礎断熱と床断熱は、それぞれ異なる特徴と利点を持っています。
基礎断熱は気密性能が高く、床下空間を快適に保てますが、カビやシロアリのリスクがあります。
床断熱は湿気やカビのリスクを低減できますが、断熱性能が低下する可能性があります。
自身の住宅に最適な断熱方法を選択するためには、両者のメリットとデメリットを理解し、居住性や快適性、安全性を考慮することが重要です。
この記事が、最適な断熱方法を選択するための参考になれば幸いです。

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