2021年3月8日
工事ブログ
みなさん、こんにちは。
「キミツの刃、行ってきます!」と謎の言葉を残し、現場へと向かった現場監督の信川さん。
今日は待ちに待った、気密測定の日です~~~
気密測定とは?
MonoHousing早川建設の家づくりのキモはみっつ!
どれをどうしたらどうなるの?
③高耐震はわかりやすいですよね。
耐震等級3とすることで、地震による建物の損傷、崩壊を防ぎます。
残りの①高気密と②高断熱。
この二つは密接な関係があり、単体で性能を上げても意味がありません。
冬、断熱ばっちりの家でも、すきま風だらけだと寒いですよね。
②高断熱については、SWパネルや、サッシはサーモスXを採用することなどで高い断熱性能を確保しています。
おだき邸の断熱性能を数値ではかるとすると、性能予測値ではUA値=039W/㎡k(HEAT20のG2グレード相当)。
早川建設の標準仕様ですとほぼこれに近い数値が確保できるようです。
よしばっちりだ! あとは③高気密だ!
ところが高気密って、これを使用しているから高気密!・・・ってわけにはいきません。
家の隙間ってそんなにわかりやすくないです。基礎、土台、柱、断熱材、サッシ、・・・いろんな建材の納まりに少しづつ発生します。
さらには換気扇やエアコンの開口部については、ただ塞ぐだけでは不十分です。
気密テープを貼ったり、ウレタンを吹き付けて隙間を埋めるスプレーや、シリコンコーキングでその少しづつの隙間を解消していきます。
そうしてつくられた気密の度合いをどうやって測るのか。
これが測定する機械です。
広島東洋カープならぬ赤ヘルのお姉さんが、測定員の方です。
気密測定は自社ではやりません。LIXILから派遣された専門の測定員さんが行います。
大工の力さんが、せっせと測定の準備中・・・
測定中は外で待機しています。なぜかというと、人の動きで空気に流れが生じ、結果に影響するためです。
測定員さん以外は建物の中にいないようにしています。
測定している間、外で談笑している力さんと、LIXILの梅田さん。
釣りの話で盛り上がっていたそうです♪
梅田さんは、SWパネルのことも24時間換気システム・エコエア90のことも熟知しているミスタースーパーウォールです。
そして待つこと5分。
ガチャ 「・・・こんなん出ましたけど~~~」
この数値を換算すると、おだき邸の隙間は、家全体で5.8cm×5.8cmってことです!!!
測定結果にサインする信川監督です。
これはすごい~~~さすがです。自慢できる数字です。えっへん。
どれくらいすごいかと言うと・・・
千葉県における一般的な住宅(あえてこの表現とします)ではC値=5.0c㎡/㎡程度と言われています。
早川建設が採用しているSW工法では、1.0c㎡/㎡を目安とすることとされており、さらに早川建設では技術を高めることによって、C値=0.38c㎡/㎡を指標としています。
これは魔法瓶のように断熱材でくるんだお家の効果を最大限に発揮できる結果です。
でも実は私は、数値自体はそう気にしていません。0.33は素晴らしい数値ですが、これが0.5でも、私は十分だと思っています。
本当に大切なのは「計測することで、家の性能が明確になること」だと思っています。
この隙間面積(C値)、実は計測している工務店は少ないのです。
もしかしたらC値を知らない工務店もあるかもしれません。
何をもってお客様に建物の性能を示すのだろうーと思います。
こんなすごい断熱材使っているんですよ!の説明だけでは、全く意味をなさない。
これからお家を建てるみなさんにはぜひ知っておいていただきたいです。
信川監督によると、どうすれば気密性を良くすることができるのか、現場で何年もずっと取り組んできたのだとか。
日々、職人さんたちの理解を得たり技術を向上することによって、だんだんコツが掴めてきたのだそうです。
現場に関わる皆さんの努力のたまものですね!!
信川さん、梅田さん、力さん、測定員のお姉さん、職人の皆さん、ありがとうございました。
施主としての感謝の気持ちと、MonoHousing早川建設のスタッフとしての誇らしい気持ちがいっぱいのおだきさんでした♪
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