2021年3月5日
コラム
これから注文住宅を購入しようとお考えの方は、高断熱住宅というものを耳にしたことがあるでしょうか。実はこの住宅には多くのメリットがあるのです。そこで今回は、高断熱住宅のメリットを解説します。ぜひ、参考にしてみてください。
そもそも、高い断熱性を持つ住宅とはどのようなものなのでしょうか。まずは、その特徴をご紹介します。
木造住宅の場合、外壁と内壁という二重の壁が存在しています。しかし、これら二重の壁があっても外気温は室内に伝わるため、2つの壁の間にグラスウールなどの断熱材を入れることが一般的でしょう。
高断熱住宅とは、高い断熱性を持つ窓や断熱材を使用して、住宅そのものの断熱性を高めた住宅のことです。また、多くの高断熱住宅は、高い気密性も兼ね備えています。
例えば、寒い冬の日に暖かい服を着ていても、首元に隙間があれば寒いですよね。これと同じように、どんなに壁内や床下、屋根裏などに断熱材を取り入れても、壁と窓サッシの間などに隙間があると、室内の暖かい空気が出たり、逆に外の冷たい空気が入ったりしてしまいます。そのような隙間をあらゆるものを使って埋めて、住宅の気密性を高めているのです。
高断熱住宅には、様々なメリットがあります。
今回はその中から3つのメリットをご紹介します。
1つ目は、冬でも暖かいことです。
高断熱住宅でも、ある程度日射を取り入れたり、暖房をつけたりする必要はありますが、室内の熱が外に逃げにくいことで室内が早く暖まります。また、その温度を長時間保てることもメリットと言えるでしょう。
2つ目は、安心して過ごせることです。
冬に起こる住宅内の事故として、ヒートショックによる事故が挙げられます。高断熱住宅では、住宅内の部屋ごとの温度差を少なくできるので、結果としてヒートショックを防げるでしょう。
3つ目は、家計に優しいことです。
高断熱住宅では、冷暖房が長い時間に渡って良く効いてくれます。そのため、一般的な住宅に比べて少ない消費量で済み、結果として光熱費を抑えられるでしょう。
今回は、注文住宅を購入しようとお考えの方に高断熱住宅のメリットを解説しました。当社では高い断熱性を持つ住宅を提供しております。実際にどのような構造で建物が作られているのか確認できる構造見学会も開催していますので、館山市にお住まいで注文住宅を検討している方は、お気軽に当社までお問い合わせください。
早川建設では高い断熱性能を持つ住宅を叶えるために、スーパーウォール工法を採用しています。先日、このスーパーウォール工法でお家を建てられたオーナー様にご協力いただき、ある実験をしました。メリットの2つ目でご紹介した通り、「部屋ごとの温度差を少なくして、安心して過ごせる」ことを証明する実験結果となりました。オーナー様の生のお声をぜひ併せてご覧ください。