2021年5月22日
コラム
南房総市で注文住宅をご検討中の方の中に、
耐震等級3に興味がある方はいらっしゃいませんか。
耐震等級3の住宅は地震に強い以外にもメリットが複数あります。
今回は、耐震等級3の住宅を購入するメリットをご紹介します。ぜひ参考にしてください。
そもそも耐震等級とは何でしょうか。
まずは、耐震等級について説明します。
耐震等級は、住宅の地震に対する強さを表します。
1~3までの等級が存在し、数字が大きいほど地震に強いとされています。
等級1では、震度6や震度7の地震が発生しても倒壊する危険がないとされています。
ただし、地震後は大きな修繕が必要なことが多いというデータが出ています。
建築基準法で定められた耐震等級であり、
耐震等級を主張していない一般的な住宅はこの等級に属します。
耐震等級2は、等級1のおよそ1.25倍の耐性があります。
災害時の避難所として使用される病院や学校、ホテルなどはこの等級に属します。
耐震等級3は、等級1のおよそ1.5倍の強度を持ちます。
災害復興の中核として機能する必要がある病院や警察署、消防署などはこの等級です。
ここまでは、耐震等級について説明しました。
耐震等級3にすることは、耐震性能が上がること以外にも色々なメリットがあります。
ここからは、耐震等級3の住宅を購入するメリットを5つご紹介します。
1つ目は、固定資産税が最大で5年間半額になる点です。
耐震等級3を取得した長期優良住宅を購入すると、
固定資産税の軽減期間が3年間から5年間に延長されます。
2つ目は、住宅ローンの控除の限度額が4,000万円から5,000万円になる点です。
控除率は1%なので、最大で500万円控除されます。
3つ目は、フラット35の金利が0.25パーセント安くなる点です。
長期固定金利型の住宅ローンであるフラット35をもっとお得に利用できます。
4つ目は、地震保険がほぼ半額になる点です。
耐震等級3の住宅では、地震保険料が一般的な住宅よりも5割程度安くなります。
5つ目は、登録免許税の税率が引き下げられる点です。
所有権保存登記の通常の税率は0.15%ですが、優遇措置によって0.1%まで下がります。
耐震等級は地震に対する住宅の強度の指標で1~3までの等級があり、
数字が大きいほど地震に強いとされています。耐震等級3の長期優良住宅を購入すると、
税金面やローンの金利など、さまざまな恩恵を受けることができます。
南房総地域で家づくりに関してお悩みの方は、ぜひ当社までご相談ください。
早川建設では全棟、耐震等級3を標準仕様としています。この耐震等級3を証明するための家の強さの計算方法には種類があることも知っておきたいですね。この計算方法について、早川建設の女性設計士・小滝が更新する工事ブログにてより詳しくお話しています。ぜひ併せてご覧ください。
2016年に発生した熊本地震の際には、国土交通省によって木造建築物の倒壊率が調査されました。耐震等級1と耐震等級3の倒壊率の違いについてよく分かる内容となっています。こちらもぜひご覧ください。
完成見学会はいよいよ23日(日)まで!こちらの平屋ももちろん耐震等級3の長期優良住宅です。耐震性能を高める上で有利であることから、今また平屋の人気が上がっています。安心・安全・快適な家づくりにご興味のある方は、この機会にぜひご参加ください✨