2021年10月19日
コラム
家を建てるうえで収納はとても大事ですよね。
収納が多いと物は片づきますが、平屋の住宅で収納を増やしすぎると生活スペースが小さくなってしまいます。そのため、どのくらいのスペースを収納に充てるかは、皆さんが悩むところです。そこで今回は、住みやすさを考慮した家の収納の割合と、参考にすべき失敗例を紹介します。
「収納率」とは、快適な生活を送る上で必要な生活スペースと適切な収納スペースの割合のことです。
平屋は床面積が2階建て以上に比べ狭いため、収納率が低く十分な収納スペースが確保できないと思う方もいるかもしれませんが、そんなことはありません。一般的に、収納率は13%あれば十分といわれています。15%あればかなり広いといえるでしょう。平屋でも様々な工夫をすれば15%の収納率を確保できますよ。
適切な収納率についてわかったところで、続いては実際の失敗例を紹介します。
ぜひ参考にしてくださいね。
まず、収納が少なくて困るパターンです。
部屋の広さを優先したり、騒音防止のために部屋を廊下で仕切ったりすると、
収納スペースが足りなくなってしまうことがあります。
広さと収納のバランスを意識して間取りを考えましょう。
また、自分の部屋にクローゼットを作らなかったり、浴室に収納を作らなかった場合などは、
後から収納家具を設置しなければならないことも多く、後悔しやすいパターンとなっています。
一方、生活スペースが収納で少なくなるパターンもあります。
収納スペースを多く作った結果、部屋やリビングが狭くなってしまった例もあります。
さらに収納の「扉」にも注意が必要です。
ドアにすると、開けている時に通路がふさがってしまう場合があります。
収納を配置する場所によって、引き戸にすることをおすすめします。
この他にも、
・壁のあちこちに設けたらわかりにくくて使いづらかった
・ウォークインクローゼットやパントリーを作ったが必要がなかった
・取りに行くのが面倒くさい場所に作ってしまった
などの失敗例があります。
収納の使い方を考えずに設置すると失敗することがあります。
実際に使う時をイメージして収納の作り方を考えましょう。
また、収納スペースがないという理由でオープン収納を作ることはおすすめしません。
実際やってみるとうまくいかず見栄えが良くない、という結果になりかねません。
今回は、収納率と様々な収納にかかわる失敗例をお伝えしました。
収納が使いやすい家は家事もしやすく、すっきり整頓され過ごしやすくなります。
収納を設ける際は、ぜひこの記事を参考にしてくださいね。
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