2022年4月25日
コラム
「長期優良住宅とはどのような住宅か」
「長期優良住宅のメリットを知りたい」
注文住宅をお考え中の方の中には、このようにお考えの方もたくさんいらっしゃると思います。
そこで今回は、長期優良住宅の基準とメリットについて解説します。
ぜひ参考にしてください。
長期優良住宅とは、「長期優良住宅認定制度」の認定を受けた住宅を指します。
「長期優良住宅認定制度」とは、平成21年にスタートした、
安心して長く快適に暮らせる住宅を認定する制度で、
認定された住宅はさまざまなメリットがあります。
長期優良住宅は、以下の基準で認定されます。
・耐震性(耐震等級2以上または免震建築物)
・省エネルギー性(省エネルギー対策等級4以上)
・可変性(間取りの変更が可能)
・バリアフリー性(将来に備えてバリアフリーに対応している)
・居住環境(住宅内外の環境の維持・向上に配慮している)
・維持保全計画(点検や修繕の計画を立てている)
・維持管理と更新の容易性(維持管理のための措置を準備していること)
・劣化対策(定められた劣化対策基準を満たしていること)
・居住面積(定められた面積を超えていること)
上記で説明した長期優良住宅の認定を受けると、以下の5つのメリットがあります。
1つ目は、住宅ローン控除の優遇です。
長期優良住宅認定を受けた住宅は、ローンの年末残高に対する控除限度額が
一般住宅の4000万円より1000万円増えた5000万円となります。
2つ目は、各種税金の優遇です。
長期優良住宅は、さまざまな税金が減税されます。
不動産所得税は、控除額が1200万円から1300万円に上がります。
登録免許税は、税率が通常の約7割まで減税されます。
固定資産税は、減税期間が優遇されます。
3つ目は、住宅ローンの金利の優遇です。
長期優良住宅認定された住宅を購入する際に、
フラット35で住宅ローンを借り入れる場合は金利を下げられます。
4つ目は、各種保険料が割引されることです。
長期優良住宅認定された住宅は、地震保険をはじめ、各種保険料が割引されます。
5つ目は、補助金が受け取れる場合があることです。
自治体によっては、長期優良住宅認定された住宅に対して補助金がもらえる地域があります。
以上の5点が、長期優良住宅認定を受ける主なメリットです。
今回は、長期優良住宅の基準とメリットについて解説しました。
今回の情報を家づくりの際にぜひ参考にしてください。
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