2020年3月13日
コラム
住まいには見えない隙間が存在しています。
隙間が多いと、いくら暖房や冷房を行っても漏れてしまい、快適な室内環境を保つことができません。
したがって、住まいの気密性は重要なポイントになります。
気密性能はC値( 相当隙間面積)として数値化されており、数値が小さいほど隙間が少なく、気密性にすぐれていることを示します。
スーパーウォールの家では、C値1.0を基準とし、SW会ではさらなる気密性の向上に努めています。一邸一邸、気密測定を行い、性能報告書にてご確認いただいています。
室内の空気環境を清浄化することは、ご家族の健康のために重要なポイント。
近年は、PM2.5(微小粒子状物質)などによる大気汚染、カビ・ダニ、花粉といったアレルゲンの対策など、空気環境に注目が集まる中で、住まい全体の通風など、計画的な換気に目を向けることが大切です。
第一種熱交換型ダクト式換気システム
ECOAIR90
家族や住まいの健康を害する、カビ・ダニの発生は空気のよどみも原因のひとつになると言われています。気密性を高め隙間を少なくすることで、外気とともに出入りするホコリや花粉などを大幅にカット。
また、計画換気システムの採用により、住まいの隅々にゆるやかな空気が流れ、空気のよどみが少なくなり、カビ・ダニの繁を抑えることが期待できます。
一般的に換気を行う場合、窓開けや給気口から取入れる外気とともに、外の温度や湿気も一緒に取り込んでしまいます。
しかし、ECOAIR90を使用することにより、高効率の熱回収と湿度の交換で、室内の快適さはそのままに換気を行うことが可能に。
省エネ住宅の課題でもあった、住宅の熱損失のうち換気が占める約15%の熱ロスを抑えることができ、住宅一棟の性能をさらに向上させることができます。
その効果は、断熱材を4倍※厚くするのと同じ効果が得られることになります。
※「住宅の省エネルギー基準の解説」内のQ値計算方法に基づき、外壁の断熱材厚みおよび換気方法(熱回収率)の条件を変えてQ値が同等となる値を計算した調整値。
一般的な第3種換気は、冬場の外気が0℃であれば、暖房された室内に0℃の冷気を取り込んでしまいます。
しかし、熱交換換気の場合は、外に排気する空気の熱を活用し、室内温度に近づけて給気するので快適です。
スーパーウォール工法は地震や台風にも強い、壁・床・天井が一体化した箱型を構成するモノコック構造。
住宅においては、地震や台風などの外力が接合部などに集中しにくく、航空機や自動車ボディの技術から発達した構造で、大きな外力にも変形しにくい特徴を持ちます。
建物全体に分散するため、ひずみやくるいに強さを発揮します。
スーパーウォール工法の家は、国土交通省が2000年に定めた住宅性能表示制度の中で、耐震等級として示されており、大規模な地震への備えとして最高等級となる耐震等級3の構造設計を採用。
消防署や警察署など、防災の拠点となる建物基準に相当し、より安全性の高い住まいが実現できます。
大きな地震、繰り返しの余震からご家族の大切な財産をしっかりと守ります。
高層ビル用の制振装置に使用されている、防災科学技術研究所、東京大学、清水建設の共同開発により開発された、アイディールブレーン(株)の制震テープは、実証実験の結果、非制震住宅に比べ制震住宅の揺れ幅はおよそ2分の1。
非制震住宅が約40㎜変位して筋かいが折れるのに対し、制震住宅は約20㎜の変異で壁紙が破れる程度という実験結果となりました。
地震大国である日本において、数々の大規模地震が発生する中で、優れた耐震性能により、お住まいいただいている家族の暮らしを守り続けてきました。
6面体で強い外力もしっかり受け止めるモノコック構造や高い気密性能を持つことから、巨大竜巻や台風、豪雨など、風や雨の自然災害にもその強さを発揮。
記憶に新しい、東日本大震災での甚大な津波災害においても、軌跡的に倒壊を免れた例があるなど、さまざまな災害に対する信頼の実績を保っています。
調査エリア:震度6以上を記録した中越エリア:全・半壊:0棟一部損壊:39棟
(壁紙の割れ、エアコンの脱落など軽微な損傷)被害なし:167棟
2006年 北海道佐呂間町竜巻
「翌日には電気も復旧し、そのまま生活が続けられました。」「周囲の建物が倒壊する中、この程度の被害で済んでよかったです。」
2009年 中国・九州北部豪雨
「スーパーウォールの家はすごいですね。家を建て替えるときも、ぜひ頼みたいと思います。」
家族が末永く暮らすために、世代を超えて住み続ける家であるために、また、資産価値を維持し続けるために、建物の耐久性を見逃してはいけません。
建てた時の性能を維持し続けるためのポイントは、湿気による壁内結露の発生を抑えること。
住宅の壁内には室内の快適性を保つための断熱材があり、施工の精度が悪いと、室内の湿気が壁を通過して断熱材の中で結露する場合があります。その結露を放置しておけば腐朽菌が発生し、接している柱や土台が腐食。
構造材を腐食させてしまえば、耐久性はおろか、せっかくの高耐震も水の泡となってしまいます。
スーパーウォールの家で使用している断熱材は、高性能な硬質ウレタンフォームです。
その特長は湿気を通しにくく、グラスウール比およそ2倍※の断熱性能。
使用している硬質ウレタンフォームは、独立気泡フォームで、炭酸ガス(CO2)で満たされた、小さな硬い泡(セル)が独立した気泡となっており、湿気を通しにくい構造になっています。
壁の内部結露を抑えることができるため、住まいの耐久性向上に効果を発揮します。
一次エネルギーを加工して作られる電気やガソリン、都市ガスなどは「二次エネルギー」と呼びます。
暮らしにおける、音を取り巻く環境はさまざまです。
車や電車の騒音、ご近所から聞こえるピアノ音、犬の鳴き声、室内においては子どもがはしゃぐ声や、趣味で楽しむオーディオの音漏れへの心配など、ストレスを感じることが多くありますが、住まいの遮音性を高めることで解消できます。
スーパーウォールの家の室内は、外からの騒音が気になる環境においても、睡眠や勉強のなどの妨げにならないほど静かで快適な空間です。
また、楽器の演奏など屋外への音漏れへの心配についても、すぐれた遮音性能によって、周囲を気にすることなく、音のストレスから解放される室内環境を実現します。
屋外からの騒音対策 屋外への音漏れ対策
音の侵入や音漏れは、主に建物の隙間などを出入りしています。
スーパーウォールの家は、高気密施工のため、すぐれた遮音性能を発揮。
高断熱サッシ・複層ガラス仕様などによって、遮音性能をさらに高め、快適な室内環境を実現しています。
出典:社団法人 日本サッシ協会
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