2023年12月13日
コラム
新築やリフォームを考えている方の中で、玄関のドアを引き戸にしたい方はいらっしゃいませんか。
玄関ドアは家の顔とも言われるため、重要な決断になるでしょう。
引き戸は一見魅力的に見えますが、その裏には知られざるデメリットも潜んでいます。
この記事では、引き戸のメリットとデメリット、デメリットへの対策を紹介します。
1.玄関ポーチを広く使える
引き戸は左右に動く仕組みで、玄関ポーチを広く活用できます。
開き戸では、扉が前後に動くため、その範囲がデッドスペースとなってしまいます。
玄関は家族だけでなく、来客も通る重要な空間です。
広々とした玄関ポーチは使い勝手が良く、印象も向上するでしょう。
2.荷物の出し入れが容易
引き戸は、特に大きな荷物を運ぶ際に非常に便利です。
間口が広く、扉を開けっ放しにできるため、効率的に荷物を運び入れられます。
特に、子供を抱えているときや、多くの買い物をしているときに、その利便性を実感できるでしょう。
3.任意の幅で開けられる
引き戸は、好きな幅で扉を開けておけます。
これにより、風を取り込んだり、外で遊ぶ子供の様子を確認したりするなど、多様な使い方ができるでしょう。
ただし、防犯性を考慮する場合は、カギを閉めた状態で採風ができるような設計のものを選ぶことをおすすめします。
4.開閉時のケガのリスクが低い
引き戸は、開き戸に比べて開閉時のケガのリスクが低いです。
特に、子供がいる家庭では、この安全性が非常に重要になります。
引き戸は横にスライドするため、外にいる人とぶつかる危険性も低く、安心して使用できます。
1.断熱性・防音性が低い
引き戸は、構造上隙間ができやすく、断熱性や防音性が低い傾向にあります。
しかし、最新の引き戸には、これらの性能を高めた製品も存在します。
賃貸でリフォームが難しい場合は、隙間テープを貼る簡易的な対策も考えられます。
2.虫が入りやすい
引き戸の隙間からは、蚊や小さな虫が侵入しやすいです。
これに対する対策として、網戸を設置する方法があります。
後付けも可能な製品が多いため、リフォーム会社に相談することをおすすめします。
3.防犯性能が低い
引き戸は、防犯性能が低いとされることが多いです。
しかし、最新の製品には、二重ロックや防犯用強化ガラスなど、高い防犯性能を持つものもあります。
4.デザインの選択肢が限られる
引き戸は、デザインのバリエーションが開き戸に比べて少ないです。
しかし、最近では洋風やモダンなデザインの引き戸も増えています。
特に、片引き戸タイプは選択肢が豊富で、自分の好みに合ったものを選べるでしょう。
引き戸の玄関ドアは、その使い勝手と安全性で多くの家庭に選ばれています。
しかし、断熱性や防犯性、デザインの選択肢など、考慮すべき点も多いです。
最新の製品には、これらの問題点を解消したものも多く、選択肢が広がっています。
MonoHousing早川建設は、機能・性能面に関しては特に注力しております。
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