2023年9月16日

コラム

長期優良住宅とはどんな制度?わかりやすく紹介します!

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長期優良住宅という言葉を聞いたことはありますか。
あまり耳馴染みのない言葉ですが、

長期優良住宅に認定されると多くのメリットを享受できるのです。
今回は、長期優良住宅の基本的な情報と認定されるメリットを紹介します。

 

オープンキッチン。深みのある色味がとっても素敵です。パントリーは置かずに可動棚を設置することで収納力もばっちりです。

 

□長期優良住宅とはどんな住宅?

長期優良住宅は、「長期優良住宅制度」の基準を満たし、認定を受けた住宅のことです。
基準の中には、耐震性、移住環境、バリアフリー対策など

様々な項目があり、厳しい基準が設けられています。
認定を受けることで、住宅ローンの金利優遇や減税など、

さまざまな優遇措置を受けられます。

 

□長期優良住宅に選ばれるメリットをわかりやすく紹介!

長期優良住宅に認定されることで得られる4つのメリットを紹介します。

 

1.住宅ローン減税

通常4000万円の住宅ローン減税の控除対象限度額が5000万円に引き上げられます。
それに伴い、455万円までの控除を受けられる可能性があるのです。

ほかにも、所得税からの控除もあります。
長期優良住宅の認定にかかった費用のうち10%を所得税から控除できます。
なお、控除される上限は65万円であるため注意してください。

また、住宅ローン減税における控除対象限度額の引き上げと

所得税からの控除はどちらか片方しか選べないため、お得に利用できる方を選択しましょう。

 

2.登録免許税

住宅を建てた際は法務局で登記する必要があります。
長期優良住宅に認定されると、保存登記の税率は0.15%から0.1%に、

移転登記の税率は0.3%から0.2%に引き下げられます。

 

3.不動産取得税

土地や建物を購入したら、不動産取得税を1度だけ支払わなければなりません。
不動産取得税に対する控除に関して、通常1200万円の控除が、

認定後には1300万円の控除を受けられます。

 

4.住宅取得等資金贈与

住宅を購入する際、ご両親から資金援助される場合もあるでしょう。
通常500万円までは非課税ですが、長期優良住宅は1000万円まで非課税となります。
なお、2023年12月31日までの契約が対象であるため、利用される方は注意してください。

 

 

□まとめ

長期優良住宅とは、長期間良好な状態で家を利用するため、

耐震対策やバリアフリー対策を施し、認定を受けた住宅のことです。
長期優良住宅に認定されると、住宅ローン減税や

登録免許税不動産取得税の減税、資金援助に対する優遇措置を受けられます。

 

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