2023年9月8日
コラム
景観や採光のために窓をたくさん取り付けたけれど、
レイアウトや外からの視線でお悩みの方はいらっしゃいますか。
実は、窓を壁にリフォームすることによって、そのようなお悩みも解決できるのです。
今回は、窓を壁にするメリットとリフォームする方法を紹介します。
リフォームで窓を壁に変えるメリットは大きく3つあります。
窓を塞ぐと建物の防犯性が向上し、プライバシーと騒音の問題も改善できます。
窓は割れやすく、外部からの侵入を防げない上に、
道路や隣家から中の様子が見えてしまうこともあります。
しかし、窓を塞ぐことで中の様子が見えなくなり、プライバシーが保護されます。
また、防音性も向上し、近隣への音漏れや周囲の騒音を気にせずに日常生活を送れるのです。
窓は熱の移動を助けるため、室内の温度に大きな影響を与えます。
窓を塞ぐことによって、夏は温度上昇を防ぎ、
冬は暖かい空気を逃さずにすきま風が入り込むのを防げるのです。
ほかにも、窓をなくすことで温度差による結露やカビの予防につながります。
窓を塞ぐと壁の強度が増し、耐震性が向上します。
そのため、地震の多い日本で家の耐震性が心配な方は、
窓を塞いで耐震性を高める方法を検討しましょう。
ここでは、リフォームで窓を壁にする方法を3つ紹介します。
1.パネルをはめころしにする
窓枠のサイズに合わせて購入したパネルを窓部分にはめ込む対策方法です。
後付け感があるため美観を損ねる可能性がありますが、
外からの視線を簡単に遮れるというメリットがあります。
また、数千円程度の費用で手軽に行えるのもポイントです。
2.内装のみ板壁にする
窓を完全に塞ぎたい場合、内装と外壁をどちらも施工する必要があります。
しかし、費用を抑えるために内装のみを板壁にして塞ぐという方法もあります。
窓枠を削り、下地をつくって既存の壁紙と同じものを貼り付ける方法です。
ただし、新しい壁紙と古い壁紙とでは色味に差異が生じるため、
きれいに見せたい場合には壁一面や部屋全体の壁紙を変えることをおすすめします。
また、窓が残ったままなので、美観を損なわない対策も必要です。
3.窓枠ごと取り払い内装も外壁も塞ぐ
内装と外壁を施工することで、完全に窓枠を取り払う方法です。
内装工事に加えて、サッシを撤去し、開口部をボードや合板で防ぎます。
その後、モルタル塗装やサイディングの仕上げを施し、窓を壁に変えます。
しかし、足場を組む必要がある場合は追加費用がかかることには注意が必要です。
施工を始める前に本当に壁を塞ぐ必要があるかよく検討するべきでしょう。
リフォームで窓を壁にすると、防犯対策や補強対策になるだけでなく、断熱効果も得られます。
また、リフォームの方法は、パネルのはめころしや
板壁にしたり、窓枠ごと取り払ったりする方法があります。
当社は注文住宅やリフォームに多くの実績があり、お客様の悩みを解決してきました。
館山市・南房総市・鴨川市周辺でリフォームをお考えの方はぜひ当社にご連絡ください。