2023年3月25日

コラム

対面キッチンのおしゃれなレイアウトについて

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今、新たなお住まいについてお考えの方は、間取りや設置する家具などの

様々な事柄に思考をめぐらせている最中だと思います。
キッチンを対面キッチンにしようと考えている方もいらっしゃるでしょう。
そして、せっかくなら自分が気に入るような

おしゃれな対面キッチンに仕上げたいですよね。
本記事では、対面キッチンの基本情報と

おしゃれなレイアウトについてご紹介致します。

 

□対面キッチンのメリットと注意点

 

*対面キッチンの5つのメリット

 

写真:新築施工事例より「ナチュラルさと住み心地がコラボした平屋」

 

1:家族とのコミュニケーションが取りやすい

対面キッチンはその名の通り、対面に壁ではなく、

家族との共有スペースとしてリビングがあるため、

調理中でも家族とのコミュニケーションが取りやすいです。

 

2:広がる空間を見渡したりテレビを見たりできる

壁以外の空間を眺めながら料理ができるのは対面キッチンならではの魅力です。
開放感を感じながら料理をすることができるでしょう。

仮に、対面のリビングにテレビを設置していた場合はテレビを見ながら、

リビングに良い景色が眺められる窓を設置していた場合は、

その景色も眺めながら作業できます。
また、お子様がいらっしゃる場合は、怪我や誤飲などを

してしまわないように見守ることも可能です。

 

3:動きやすくカウンター越しに配膳もしやすい

対面キッチンは壁付けキッチンと異なり、収納、冷蔵庫、

家電などを背後に配置できるため、コンパクトな移動で作業できます。

 

4:カウンターチェアを置けばテーブル機能も果たす

対面キッチンはカウンターチェアを置くことで、まるでカフェの

カウンターテーブルのようにおしゃれな雰囲気を演出できます。

 

5:デザインや色にこだわれば部屋のアクセントになる

対面キッチンの壁だけ部屋全体の色と異なる色にすることで、

アクセントとなり、部屋の印象を変えられます。
従って、オリジナルのおしゃれな空間をつくり出せます。

 

 

*3つの注意点

1:キッチン内が来訪者にも見える

オープンさが特徴的な対面キッチンであるからこそ、

水回りやコンロなどもリビングから見えやすいです。
そのため、常日頃綺麗なキッチンを保つ必要があります。

 

2:油や水はね・臭いが気になる

対面が壁ではなくリビングであるため、油や水はね・臭いが

リビングの方まで悪影響を及ぼしかねません。
そのため、カウンターに高さをつけたり、油や水はね防止の

仕切りをつけたりする対策が必要になります。

 

3:壁付けよりも広い空間が必要

収納、通路、カウンターなどのスペースが必要になるため、

壁付けのキッチンよりも広い空間が必要になります。
そのため、ご自身の予算とよく相談する必要があるでしょう。

 

□代表的な対面キッチンのレイアウト3選

ここからはおしゃれな空間を作り出すために、

代表的な対面キッチンのレイアウトを紹介致します。

 

1:アイランドキッチン

アイランドキッチンはキッチンの作業スペースが一切壁に接することなく、

島のように独立しているキッチンのことを指します。
最も開放感があり、複数名での作業もしやすいため、

家族や友人などとよく調理するご家庭には向いているでしょう。

一方で、アイランドキッチンはキッチンの幅を必要とする

レイアウトになるため十分な部屋の広さが必要になります。

 

 

2:II型キッチン

II型キッチンは壁側にコンロやオーブンを置くスペース、リビング側に

シンクや調理台が並行して並んでいるキッチンのことを指します。

調理カウンターが2つあるため、作業スペースが広く、

作業の動線も短いため、日々調理を頻繁にする方にとっては

使いやすいレイアウトと言えるでしょう。
また、収納スペースも多くあるところもおすすめポイントです。

一方でII型キッチンは調理カウンター2つ分のスペースを要するため、

十分な部屋の広さが必要なことや、対面キッチンではあるが、

後ろを振り向く動作が多くなることに、やや懸念を感じる方もいるでしょう。

 

3:ペニンシュラキッチン

ペニンシュラキッチンはアイランドキッチン同様のキッチンスペースの

左右どちらかが壁に接しているキッチンのことを指します。

上記2つのキッチンに比べ、設置スペースが小さいため導入しやすいレイアウトです。

一方で、収納スペースを確保することがやや困難になる可能性はあります。

 

□おしゃれな対面キッチンのレイアウト実例集

 

*キッチンの目の前にダイニング

最も定番でもあるレイアウト。
キッチンの目の前にダイニングを配置すると食事の配膳や後片付けがしやすく、

キッチンからダイニングの様子を常に見守ることが可能です。

例えば、LDK全体としては「対面キッチン→ダイニング→リビング」と

一直線に並べるレイアウトに人気があります。
この際、窓の配置によってLDK全てに光を取り込むことが可能です。

 

*キッチン横にダイニング

対面キッチンの真横にダイニングを配置することでキッチンと

ダイニングのスペースをコンパクトにまとめ、その隣に広々とした

リビングスペースを確保するレイアウトです。

 

*ダイニングカウンター付きキッチン

対面キッチンにカウンターを付けることで大きなダイニングテーブル要らずの

レイアウトで、家族が少人数の場合におすすめです。

 

回廊型になっているキッチンをグルっと回ると、カフェ風のおしゃれなダイニングカウンターがあります。『大人の二人暮らしならダイニングテーブルがなくてもいいじゃない?』の発想からこのスタイルになりました。

写真:新築施工事例より「大人暮らしにちょうどいい!コンパクトでゆとりが生まれる平屋」

 

□まとめ

対面キッチンは十分に広い空間でなければ設置できませんが、

その分、作業をしながらテレビを見られることや

たくさんの収納があるなど様々なメリットがあります。

代表的なレイアウトとしては、「アイランドキッチン」

「II型キッチン」「ペニンシュラキッチン」の3つがあり、

その上で、おしゃれなレイアウトも紹介しました。

ぜひ、本記事を参考に対面キッチンのレイアウトを考えてみてください。