2023年1月13日
コラム
対面キッチンのメリットを存分に活かすために、レイアウトを工夫してみましょう。
そうは言っても、どのようにレイアウトを考えればよいか分からないという方も多いと思います。
そこで今回は、対面キッチンのメリットと、それらを活かしたレイアウトを
考えるための情報を踏まえて紹介します。
対面キッチンはその名の通り、料理をしている人がリビング側に向かって
料理ができるように設計されているため、料理中でも家族との会話を楽しむことができます。
壁付けキッチンの場合は振り返らなければリビングの様子を伺えませんが、
対面キッチンは視線を上げるだけでリビング全体を見渡せるため、
お子様がいるご家庭にも嬉しいメリットでしょう。
何と言っても、対面キッチンは開放感があります。
壁を正面に見て料理をすることになる壁付けキッチンと比べると圧迫感がなく、
空間的、心理的に開放的に料理をすることができるでしょう。
リビングが見えるため、テレビや映画などを楽しみながら料理することも可能です。
窓の配置を工夫すれば、庭を眺めながら料理を楽しむこともできるでしょう。
写真:新築施工事例「秘密基地のような家!ZEHで健康で快適で省エネなガレージハウス」より
対面キッチンはカウンターの近くに並べてダイニングテーブルを配置することで、
配膳するための導線が非常に短くなります。
家族で食事のしたくをする方や、お子様がお手伝いをする時に、
率先して手伝いやすいレイアウトが可能です。
また、対面キッチンの前面にカウンターテーブルを作れば、
そのテーブルを使って朝食のような簡単な食事をしたり、
カフェのような空間でティータイムを楽しむこともできるでしょう。
写真:新築施工事例「女性建築家と建てる省エネとデザインのバランスの取れた家」より
対面キッチンのよさを活かすために、
リビング・ダイニングのレイアウトも一緒に考えるのがおすすめです。
縦長LDKは対面キッチンとダイニング、リビングの空間が縦に並ぶレイアウトです。
対面キッチンの特徴を活かすのであれば、
カウンターダイニングや横並びダイニングのレイアウトにすると、
リビング側から見た場合にデザインも導線もまとまった良いキッチン・ダイニングになるでしょう。
横長LDKは対面キッチンとダイニングが向かい合っており、
その隣にリビングを設けるレイアウトです。
LDKというまとまった空間ではありますが、
対面キッチン側から見た場合にリビングが横の空間に位置するため、
横に広がった開放感を得ることができます。
横長LDKは対面キッチンから明るく視界の開けた感じを味わいたいという方におすすめです。
写真:新築施工事例「高気密高断熱で一年中快適な家・スーパーウォール工法」より
正方形LDKは空間設計の自由度が高くなっています。
一角にリビング続きの和室や畳コーナーを設けて「L型」のLDKをレイアウトすることも可能です。
「L型」レイアウトは、他のレイアウトに比べると、対面キッチンとリビングに距離があり、
独立したキッチン、もしくはリビング空間を演出することも可能です。
今回の記事では、対面キッチンのメリットである、
「子育てに最適」「開放感がある」「配膳しやすい」について解説しました。
その上で、このメリットを活かしたレイアウトが魅力を引き出してくれるでしょう。
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