2022年12月2日
コラム
お子様がいらっしゃるご家庭にとって、
調理中にお子様を見守れないことは不安ですよね。
独立キッチンではなく対面キッチンであれば、
コミュニケーションがとりやすいだけでなく、調理中もお子様を見守れます。
この記事では対面キッチンの種類を知ることができますので、
対面キッチンの導入を検討されている方はぜひご覧ください。
アイランドキッチン、ペニンシュラキッチン、カウンターキッチン、
セパレートキッチンの4種類は家族とコミュニケーションが取りやすい対面キッチンです。
キッチン設備が島のように設置されたアイランドキッチンは、
キッチンにアクセスしやすく開放感があります。
キッチンにアクセスしやすいということは、
料理も運びやすく食器も片付けやすいというメリットがあるということです。
ただ、アイランドキッチンを作る際は左右に広いスペースを作る必要がありますので、
スペースには十分余裕を持たせるようにしましょう。
こちらのタイプはキッチンの左右どちらかが壁に接していることから、
「半島(ペニンシュラ)」と呼ばれています。
小ぶりなため圧迫感もなく自由度が高いことが魅力です。
スペースや間取りが十分にとれない場合は、
ペニンシュラキッチンを選んでみてはいかがでしょうか。
こちらは上記2つのキッチンに「腰壁」が取り付けられたセミオープンタイプのキッチンです。
セミオープンキッチンについては次の見出しでご紹介していますので、ぜひそちらもご覧ください。
新しさはあまり感じられませんが、キッチンスペースがダイニング部分から丸見えにならないため、
プライバシーも確保したい方には最適と言えます。
こちらはキッチンの設備を前後に分けたタイプのキッチンで、
コンパクトに設置できることが魅力です。
広いスペースは確保できないが、
アイランドキッチンのような機能が欲しいという方はぜひ検討してみてください。
セミオープンキッチンとは、ダイニングをキッチンやカウンターで仕切ったキッチンです。
料理中でもダイニングの様子を見守ることができるので、
お子様がいらっしゃるご家庭にも向いています。
写真:新築施工事例「秘密基地のような家! ZEHで健康で快適で省エネなガレージハウス」より
また、ダイニングからキッチンが見えることがないので、
料理中に散らかった手元を隠せることも嬉しいポイントです。
お子様の安全を守るために料理中でも目を離したくないけれど、
キッチンをオープンにはしたくないという方はぜひセミオープンキッチンを導入してみてください。
オープンキッチンはリビングとダイニングが壁で仕切られていないため、
広々とした空間が魅力的ですが家具の配置に悩みがちですよね。
オープンキッチンのある空間に家具を配置する際に意識したいポイントは以下の2つです。
1つ目は、ダイニングテーブルを設置する際は何人がけのものを購入するか決めて、
事前に必要なスペースを確認しておくことです。
キッチンの近くに配置すると配膳や片付けの際に便利です。
2つ目は、冷蔵庫の配置を考える際は、
まず冷蔵庫の扉を開けるスペースが十分にあるのか確認しておくことです。
省エネかつ静かな動作を希望される場合は、
両サイドと背面に隙間を設けておくと良いでしょう。
また、冷蔵庫の配置を検討する際に覚えておきたいワークトライアングルという三角形があります。
三角形の要素は冷蔵庫・シンク・コンロの3つです。
こちらを意識して配置すると動線の良い配置になるでしょう。
オープンキッチンは広々とした空間ですが、その分、
どこにどの家具を配置するのか悩んでしまうことも多いです。
また、自分好みの空間にするためには家具の配置だけでなく照明選びも大切になります。
ダイニングとキッチンが続いている空間には、
天井に埋め込みタイプで設置しやすいダウンライトがおすすめです。
照明が変わらないので空間の一体感を演出できますし、
設置しやすいというメリットもあります。
もし、調理中に手元を照らしたい場合はスポットライトを取り入れてみましょう。
スポットライトは向きを変えられますので、
調理中の手元のみにスポットを当てられるため非常に便利と言えます。
コミュニケーションが取りやすい対面キッチンには多くの種類があり、
スペースに余裕がある方はアイランドキッチンがおすすめです。
一方でスペースに余裕がない場合は、
コンパクトに設置できるセミオープンキッチンを選んでみてはいかがでしょうか。
キッチンの種類に悩まれている方は、ぜひご相談ください。