2022年9月2日

コラム

間取りが注文住宅の耐震性を左右する?地震に強い間取りを作りましょう!

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注文住宅をお考えの方で、耐震性についてご心配されている方もいらっしゃるでしょう。
地震の多い日本において、耐震性は非常に重要な要素となります。
そこで、間取りがポイントになってきます。
今回は、注文住宅の耐震性を左右する間取りについてご紹介します。

 

□地震に強い間取りについて

ではどのような間取りが耐震性を強くするのかを4つ挙げていきます。

 

 

1つ目は、正方形に近い間取りです。
例えば、土地の広さが限られていたり、
日当たりやデザインの関係で細長い間取りになってしまうと、
耐震性が下がる傾向にあります。
逆に、正方形に近い間取りほど耐震性が上がります。

 

 

2つ目は、耐力壁の数を増やすことです。
壁自体の数が多いと、その分だけ地震が来た際のエネルギーが壁を伝って逃げていくので、
耐震性を高めることができます。その壁を耐力壁に変えれば、さらに耐震性が上がります。
壁の数を増やすには、その分部屋の数を増やす必要があります。

 

3つ目は、バランスの良い間取りです。
上記のように、いくら耐力壁を使っていても、バランスが悪ければ意味を成しません。
部屋の配置にも注意して、耐力壁をバランスよく配置することが大切です。

 

 

4つ目は、2階以上に重い物を置かないようにすることです。
重心を低くすることで耐震性が上がります。
タンスや冷蔵庫などの重い家具家電は、できるだけ1階に置くと良いでしょう。

 

□耐震性に影響する「直下率」とは?

間取りはもちろん耐震性に影響します。
そこに加えて、「直下率」という要素も密接に関わってきます。
直下率には柱と壁の2種類あります。

 

柱の直下率とは、1階と2階、2階と3階のような、
上下階において柱の位置がそろっている割合のことを指します。
壁の直下率とは、柱と同じように上下階において壁の位置がそろっている割合のことを指します。

 

 

つまりは、柱や壁がバラバラではなく、
繋がっている状態の割合が多いほど耐震性が上がるということです。
特に、2階建て以上に関しては、間取りを別々で考えるケースが多く、
この直下率に影響することが多いようです。

 

そのため、注文住宅を検討するうえで、
上下階の間取りの繋がりや直下率は確認しておくことをおすすめします。
割合としては、直下率50%以上が望ましいです。

 

□まとめ

今回は注文住宅の耐震性を左右する間取りと、直下率の重要性についてご紹介しました。
当社では構造見学会というイベントを行っており、住宅の構造を実際に見て確認できます。
直下率についても構造見学会に来ていただければ、よりいっそう理解が深まると思います。
ご興味のある方は、ぜひ当社にご連絡ください。

 

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