2022年7月23日
コラム
「対面キッチンを導入するメリット、デメリットとは?」
「対面キッチンとカウンターキッチンの違いって何だろう?」
対面キッチンをお考えの方の中には、このようなお悩みをお持ちの方がいらっしゃると思います。
そこで今回は、対面キッチンについてと、そのメリット、デメリットをご紹介します。
カウンターキッチンとは、基本的には対面式で、
配膳などに使えるカウンターがあるキッチンのことです。
主にダイニングやリビングと一続きになっているキッチンで採用されます。
新築施工事例「南房総市|Home Base~家族の基地~」より
カウンターキッチンには、腰壁の上にカウンターがあるタイプ、
天板の延長がカウンターのタイプ、腰壁の上とダイニング側にカウンターがあるタイプ、
カウンターだけが対面式のタイプなどがあります。
従来のキッチンは壁や食器棚などで囲まれていて閉塞感があり、
孤立しているため居心地が悪いと感じる方も多くなっています。
そういった場合は、対面キッチンを導入してみることで、
キッチンでの居心地が格段にアップするでしょう。
そしてここからは、対面キッチンのメリットやデメリットを挙げていきます。
まずはメリットから紹介します。
1つ目は、家族とのコミュニケーションが取りやすい点です。
従来のキッチンとは違い、対面キッチンはリビング、ダイニングに接しているので、
その分家族とのコミュニケーションが楽に取れる利点があります。
新築施工事例「鴨川市|高気密高断熱で一年中快適な家・スーパーウォール工法」より
2つ目は、料理の配膳、下膳がしやすい点です。
キッチンからダイニングテーブルまでの距離が近いので、
カウンターに料理を置いて、向かい側にいる家族に配膳してもらうことができます。
下膳する際も、カウンターに置いてもらえば何度も行き来することなく済みます。
家族が協力して家事をしやすい点もメリットと言えるでしょう。
次にデメリットです。
1つ目は、汚れやにおいが目立ちやすい点です。
特にダイニングテーブルとキッチンが隣接しているため、コンロからの油が撥ねたり、
においが目立ってしまったりすることがあるので注意しましょう。
2つ目は、カウンターの内側が死角になってしまうことです。
例えば、小さなお子様がこの死角に入ってしまうと目が行き届かず、
知らない間にケガをしてしまう可能性があります。
対面キッチンについてと、そのメリットやデメリットをご紹介しました。
これからキッチンの設計をお考えの方はぜひ参考にしてみてくださいね。