2022年6月6日
コラム
「新築を検討しているが、オール電化とガス併用のどちらが向いているのか知りたい」
「オール電化とガス併用の料金の違いについて知りたい」
新築をお考えの方の中には、以上のようなお悩みをお持ちの方がたくさんいらっしゃると思います。
今回は、新築におけるオール電化とガス併用について解説します。
まずは、オール電化とガス併用の特徴をしっかりと確認しておきましょう。
オール電化とは、IHクッキングヒーターやエコキュートなどを用いることで、
家庭で使用するエネルギー全てを電力で補う住宅を指します。
オール電化のメリットとしては以下のものが挙げられます。
・光熱費が管理しやすい
・IHクッキングヒーターは安全性が高い
・ソーラーパネルとの相性が良い
デメリットとしては、以下のものが挙げられます。
・停電が起こると各設備を使えない
・初期費用が高い
・昼間に電気を使う場合は割高になる
ガス併用は、キッチンや給湯器などにはガスを使い、
照明や電化製品などには電力を使用する住宅を指します。
ガス併用のメリットは以下のものが挙げられます。
・電気料金が高くなった際に代わりにガスを使用できる
・停電になってもガスは使える
デメリットは以下のものが挙げられます。
・光熱費が分かれる
・ガスコンロはIHに比べて危険性が高い
オール電化が向いている方の特徴は以下の通りです。
・昼間に電気を使うことが少ない
・火災などのリスクを減らしたい
・停電の少ない地域に住んでいる
ガス併用が向いている方の特徴は以下の通りです。
・昼間に電気を使うことが多い
・火を使う料理を作りたい
・都市ガスが供給される地域に住んでいる
次に、オール電化とガス併用の料金の違いについて解説します。
料金の高い昼間に電力をあまり使用しない場合は、
オール電化の方が料金は安くなる傾向があります。
オール電化住宅はガス併用よりも高い初期費用がかかります。
しかし、長期的に見ると、月々の料金の差で初期費用は回収できます。
また、都市ガスを利用できる地域では、
オール電化とガス併用の料金差が小さくなる傾向があります。
それぞれのメリットやデメリットを把握して、
自分に合う形の住宅を選びましょう。
新築におけるオール電化とガス併用について、
それぞれに向いている方の特徴や料金を解説しました。
今回の情報を参考にして、皆様が理想の家づくりに一歩近付ければ幸いです。
何か分からないことがある方や、新築、リフォームをお考えの方は当社にご相談ください。