2021年7月23日
コラム
注文住宅をお考えの方、窓についてはお考えでしょうか。
住宅の中では小さいものですから、気にしていない方が多いと思いますが、意外と重要な役割があります。そこで今回は、鴨川市在住の注文住宅をお考えの方へ、窓を配置する際のポイントについて解説します。ぜひ注文住宅を考える際の参考にしてみてください。
まずは窓の種類を押さえるために、3種類の窓をご紹介します。
1つ目は、すべり出し窓です。
こちらは、取手の部分を回して外に押すか手前に引くかして開ける窓です。サッシの気密性が高く、引き違い窓よりも場所を取らないところが魅力的ですね。
2つ目は、引き違い窓です。
こちらは、2枚の窓を左右に引いて開ける窓です。開き具合を調節でき、窓を外して引っ越しの際に大きな家具を窓から通すといったこともできるのが魅力的ですね。
3つ目は、上げ下げ窓です。
こちらは、2枚の窓を上下にずらして開ける窓です。開口があまり大きくないため、外からの侵入を防げる、気密性や断熱性が高いといったメリットがあります。
「窓の種類は分かっても、これらをどのように配置すればいいのか。」
このようにお思い方に向けて、ここでは窓を配置する際のポイントを3つご紹介します。
1つ目は、十分な採光を確保することです。
窓の位置によっては、日中照明をつけなくとも太陽の光だけで生活ができます。小さい窓しか設置ができない住宅は、天窓という天井に近いところに窓を設ける方法で外から光を取り入れることもあります。
写真:新築施工事例「三世代が暮らす、いつも明るい大きな家」より
2つ目は、建物の耐震性を考えることです。
窓も住宅の一部なため、設置場所が悪いと住宅の耐震性を下げてしまいます。特に木造建築は窓だけでなく柱一本で住宅の強度が変わるため、設置位置はよく検討しましょう。
3つ目は、風通りが良くなるようにすることです。
風通りの悪い窓の配置にしてしまうと、家の中に湿気が溜まるようになり、カビやダニの発生につながります。1部屋に2つの窓をつければ良いといった安直な考えではなく、風の通り道をよく考えて窓を配置することが大切です。
今回は、鴨川市在住の注文住宅をお考えの方へ、窓を配置する際のポイントについて解説しました。窓をよく考えずに取り付けてしまうと、生活に大きな影響を与えることがあるので注意しましょう。もし注文住宅を建てる際に、窓の設置について何かお困りごとがございましたら、ぜひ一度弊社にご相談ください。
北欧デザインがコンセプトのMonoHousing早川建設のモデルハウスにはパッシブデザインが採り入れらています。窓の位置や庇の長さを工夫することで自然の光や風を効率よく家の中に採り入れ、家庭で使うエネルギーを少なく抑える環境に配慮した設計の考え方です。窓のことでお悩みの方はもちろん、パッシブデザインにご興味のある方にもおすすめのイベントとなっております。