2021年7月11日

コラム

平屋を検討中の方へ!勾配天井について解説します!

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平屋を検討中の方、天井についてはお考えでしょうか。
「天井は全て一緒だろう」とお思いになるかもしれませんが、天井の種類によって部屋の雰囲気は大きく変わってきます。そこで今回は、鴨川市在住の平屋を検討中の方へ、勾配天井について解説します。ぜひ平屋の天井を検討する際の参考にしてください。

 

□勾配天井とは

勾配天井とは、屋根の勾配に合わせて作られた天井のことを指します。本来は屋根裏となる部分を1部屋の空間として使っているのが特徴です。

 


写真:新築施工事例「三世代が暮らす、いつも明るい大きな家」より

 

また、この勾配天井には3つのメリットがあります。

 

1つ目は、開放感のある部屋になることです。
屋根裏部分を部屋の空間にするため、部屋の上部が広くなって開放感が出ます。お子様が数人いらっしゃるご家庭では、特にこのことがメリットに感じるのではないでしょうか。

 


写真:新築施工事例「三世代が暮らす、いつも明るい大きな家」より

 

2つ目は、明るい部屋にできることです。
天井の位置が上がるため、より上部に窓を付けられ、高い位置から部屋に日光を入れられます。これによって部屋全体に光が入るため、明るい部屋の完成です。

 

 
写真:新築施工事例「三世代が暮らす、いつも明るい大きな家」より

 

3つ目は、視線が抜けることです。
高い位置に窓をつけると、家の中から空の様子が見えるようになるため視界が抜けます。夜には月を見られるため、室内でお月見などもできて良いですね。

 


写真:新築施工事例「三世代が暮らす、いつも明るい大きな家」より

 

□勾配天井を設ける際の注意点とは

魅力がいっぱいの勾配住宅ですが、設ける際には注意点もあるので、ここでは3つご紹介します。

 

1つ目は、コストを考慮することです。
勾配天井を採用したことで、壁の面積が広くなり、費用が高くなることがあります。平屋はそもそもお金がかかるため、費用面はよく検討しましょう。

 

2つ目は、暑さ対策をする必要があることです。
一般的な天井では、屋根から伝わる太陽熱を防ぐため、天井裏に断熱材を入れる工事を行いますが、勾配天井はその代わりに、屋根と垂木の間に断熱材を入れる工事を行います。勾配天井の断熱工事は一般的な断熱工事に比べると費用がかかります。

 

3つ目は、メンテナンスが難しいことです。
天井が高くなる分メンテナンスが一般的な天井に比べて難しいです。メインの部屋の天井のみを勾配にすることで、メンテナンスへの負担を減らすことが大切です。

 

□まとめ

今回は、鴨川市在住の平屋を検討中の方へ、勾配天井について解説しました。勾配天井にはメリットが多くありましたが、その分注意点もありましたね。もし平屋を建てる際に天井について他にもお悩みがございましたら、ぜひ一度弊社にご相談ください。

 

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