2021年4月2日
コラム
住宅の間取りを考える時に気になるのは家事動線ではないでしょうか。特にお子さんがいらっしゃる方の場合、他の家事と同時進行できれば良いですよね。そこで今回は平屋を建てる時におすすめの家事動線を意識した間取りを紹介します。ぜひ参考にしてみてください。
動線を意識した間取りにすると、効率良く家事をこなせますよね。
ここでは、家族が使いやすいキッチンについて紹介します。
最近は対面式のカウンターキッチンが多いですが、アイランドキッチンは回遊性が高いため人気があります。アイランドキッチンなら、複数人で調理をする時も作業がしやすいですね。お子さんが成長すれば、料理を手伝ってもらう機会も出てきますよね。友人や親戚が集まった時も作業がスムーズにできるので便利です。
写真:MonoHousing早川建設レンタルスペース「スペースBOX」より
一方でアイランドキッチンは人目につきやすい部分が多いことが心配ですよね。そこで、すっきりさせるためにパントリーを設置することがおすすめです。こうした十分なスペースが確保できる方はアイランドキッチンを検討してみてはいかがでしょうか。
写真:新築施工事例「薪ストーブ×サーフィン×犬と暮らすアーリーアメリカンスタイルの平屋」より
こちらの平屋のお家ではキッチンのすぐ横、お家の中心にランドリールーム兼パントリー兼奥様のワークスペースを設けました。家事のための移動を最短に、また家の中心に置くことでどこからでもアクセスしやすい家事動線を作りました。
他の家事と料理を同時進行ですることも考慮して間取りを考えると良いでしょう。キッチンから洗面所、廊下に出やすいと便利ですね。複数の動線が確保されると、効率良く家事ができます。
また、今のお住まいのキッチンの使い心地はどうですか?「この配置は自分にとって使いやすい」「ここはもっと使いやすくしたい」というポイントをきちんと知っておくことも使いやすいキッチンを作る秘訣です。
洗濯動線をシンプルにするためにはランドリールームにファミリークローゼットを作ることがおすすめです。洗濯物を外に干して、乾いたものを取り込んで部屋のクローゼットに収納するのは意外と面倒ですよね。そんな問題を解消するために、洗濯機の近くに干すスペースや洗濯物をたたむスペース、収納できるクローゼットを作ってみませんか。このような間取りは時間の短縮にも繋がるのではないでしょうか。
室内干しができるスペースがあれば、雨の日も天気を気にせず洗濯ができますね。特に梅雨の季節は便利かもしれません。現在お住まいの住宅で「洗濯物を干すのが大変で困っている」「洗濯物を持って庭まで移動するのが面倒だ」と感じている方はぜひ検討してみてください。当社ならお客様に最適な間取りをご提案します。
写真:新築施工事例「ヴィンテージ!!デザイン100点満点の健康、省エネな家」より
この記事では、平屋を建てようとお考えの方に向けて家事動線を意識した間取りを紹介しました。キッチンは回遊性の高いアイランドキッチンが人気ですが、今のお住まいのキッチンの使いやすいところ、使いにくいところを押さえつつ、快適なキッチンのかたちを決めましょう。また、ランドリールームにファミリークローゼットを作ると時短にも繋がりますよね。皆さんも過ごしやすい住宅を作ってみませんか。
MonoHousing早川建設の女性設計士・小滝の更新する工事ブログ!館山市に新築中の平屋一戸建ての進捗を随時アップしています✨こちらのお家も家事動線、生活動線にはこだわっております。ご家族の数だけ、キッチンの使い方って変わるんです。ぜひ併せてご覧ください!