2016年10月26日
コラム
台風が来るたびに心配事のひとつだった仮設足場がやっとなくりました~。
鴨川市に建設中のゼロ・エネルギー・ハウス
「もの皆 憩える 和泉の家~一生満笑~」。
6週にわたってゼロエネルギーハウスをご紹介してきました~。
最終回の今日はやっぱり必要【太陽光】についてお送りしま~す。
化石燃料に頼らず生活してくためには、
代わりになるエネルギーを何か探さなくては、ということで、
最近では、風力、地熱、水力、バイオマスいろいろなエネルギーの創り方が研究されて実績されています。
やっぱり身近なのは太陽光を利用した創エネルギー。
山の斜面に太陽光パネルが並べられていたり、
片流れの屋根に何枚も太陽光パネルを載せているおうちをよくご覧になります。
はて?ゼロエネルギーハウスもたくさん太陽光パネル載せていっぱい売電してエネルギー収支をゼロにするのでしょうか?
そこはちょっとちがいます。
ゼロエネルギーハウスで重要なのは、
なぜなら、太陽光は天候に左右されたり、外的要因に影響されやすいのが弱点。
壁にしっかり守られている断熱材なら確実に省エネに貢献してくれる。
そんな意味もありゼロエネルギーハウスは建物の断熱性が重視されているのです。
どうしても敷地の形状によって南側に大きな屋根面をもってくると屋根の形に自由度に限界がきます。
また、斜線規制などで片流れにできない敷地もあります。
そんなお悩みも、ゼロエネルギーハウスは解決してくれます。
どれくらいのKW数を載せればエネルギー収支がおおむねゼロになるのか計算をすることにより、
必要枚数だけ載せることができ、屋根の形の自由度もアップします。
「もの皆 憩える 和泉の家~一生満笑~」も実は東向き。
南北に長い敷地なので、建てる家も自然と南北に長い建物になり、
その南北に長い建物に南向きの広い屋根面を計画しようとすると、
アンバランスな屋根になってしまうのです。
建築家の尾関先生の「東向きでも85%発電するそれなら外観をシンプルに」というアドバイスにより、お施主様も納得の上で東向きの屋根に太陽光を載せる運びになりました。
すごくシンプルな外観にまとまりました。
日経ホームビルダーの記事
ZEH補助金制度、今年度内継続へ――。10月11日に成立した2016年度第2次補正予算で、経済産業省は「ZEH(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)普及加速事業」に100億円を盛り込んだ。
http://kenplatz.nikkeibp.co.jp/atcl/bldnews/15/093000940/?n_cid=nbphb_fbed
ZEHビルダー一覧のページ↓