2024年11月5日
オーナー様専用
オーナーズクラブの皆様こんにちは。
MonoHousing早川建設の小滝です。
早川建設にはリフレッシュ休暇という制度があります。
リフレッシュすることを目的に、有休の連休をとることができます。
先週末、この制度を利用して、建築士会の全国大会に行ってきました。
場所は九州の鹿児島県と福岡県です!
建築士会とは全国にある会で、毎年持ち回りで全国大会が開かれます。
各県の建築に対する取り組みが発表されたり、著名な方の講演があったり、参加者がディスカッションする場もあります。
私が所属しているのは、千葉県建築士会安房支部。
地元で活躍する建築士の皆さんが所属しています。
今日はそんなこよなく建築を愛する同士8名で鹿児島に行ってきました。
と言うわけでやってきました。鹿児島。
桜島どどーん。
会場はこちらです。
日本中から建築士が大集合しています。
まずは記念撮影パチリ
ちなみに安房支部の女性は私ひとりです..
女性委員長を任されていますが、私ひとりの女性部・・・涙。
女性建築士大募集中です♪
全国大会の楽しみのひとつは、その地域の建築物や歴史に触れることができることです。
今回は、仙厳園を見学しました。
本当に素晴らしい建物だったのですが、なんとガイドさんの話があまりに面白くて聞き入ってしまい、写真を撮るのを忘れてしまいました。
仙厳園は薩摩藩島津家の別邸で、藩主島津斉彬(しまづなりあきら)の功績について話を聞くことができたのですが、外国からの船が来航したことをきっかけに、「日本が植民地にならないためには産業を豊かにすることだ!」と決心し、大砲をつくるための施設や、薩摩切子で有名なガラス細工や、日本初のガス灯、そしてなんと軍艦製造まで、当時の日本では考えられないことを成し遂げたとのことでした。
そして驚いたのは、薩摩藩だけが産業を発達させても意味がないと、他藩の人たちとも交流し、自分たちの技術を共有したのだとか。
今の日本があるのはこの人のおかげなのでは~~~とすっかり感激してしまいました。
こちらは鉄を溶かした反射炉の模型とその図面です
なんとオランダ語のマニュアルを取り寄せて、それを翻訳するところからやったのだそうです。ど根性。
島津斉彬の功績についてしっかり学んだ後は、お待ちかねの夕食!!
黒豚のしゃぶしゃぶと、芋焼酎をいただきました。
すごく美味しかったです。
翌日は福岡に移動し、人生初の大宰府天満宮へ。
ところがなんと御本殿は124年ぶりの大改修中。
足場とシートで囲われており見ることができませんでした。
こちらは「仮殿」です
参道にはお店がたくさん立ち並び、賑やかでした~~~。
こちらは、参道内の、隈研吾氏の手掛けたスタバです。
我ら建築士の面々は「雑な納まりだなー」なんて、言いたい放題でした。。
巨匠よ、ごめんなさい。
そして大宰府天満宮の奥にある九州国立博物館へ。
巨大な建物が全面ガラス張りで、山が映り込んでいます。
これには圧倒されました!!!
国立の建物となると、このスケールなんですね。
ため息が出ました。
その後、博多の街で面白い建築物を見つけたのでいくつかご紹介します。
こちらはラーメン「一蘭」の福岡本社ビル。
圧がすごいですね。
こちらは緑化されたビル。
「アクロス福岡」 横から見るとだんだんになってます
正面から見ると、森???
中にはコンサートホールや飲食店街などが並ぶ大空間。とてもきれいでした。
なんと竣工は30年前とのこと。
30年たってこの存在感は本当にすごいです。
博多では水炊きともつ鍋をいただき、おなかも大満足の夜でした。
歩きすぎてへとへとでしたが、気持ちはすっかりリフレッシュ♪
リフレッシュ休暇を堪能し、元気に館山に戻ってきました。
明日からの仕事、かんばるぞ~~~~~